組織自体も分かれていることを初めて知る
海の向こうの話は、ここ数年フルリモートで仕事していた関係で情報が入ってくるのが遅く知らなかったのですが、MariaDBの先行きが不安視されているようです。
というのは、私はてっきりMariaDB Fundationの組織しかないものだと思い込んでいましたがどうやら上場会社であるMariaDB PLCなるものがあるそうです。
Fundation側のブログをみると同じではなく別組織だと言っているみたいですが客観的にみると完全に分かれてるわけではないようです。
MariaDB Foundationとは
アメリカのデラウェア州に設立された非営利団体で企業や個人のスポンサーからの資金提供によって運営されている組織だそうでMariaDBサーバの普及活動などに取り組んでいるそうです。
MariaDB PLCとは
日本では聞きなれず、私も分からなかったので調べたのですが「Public Limited Company」で直訳すると公開有限会社になりますが所謂日本での有限会社とは異なり日本で言う「株式会社」あたるようです。
つまり上場会社があるわけですが、主にNariaDBを有償でサポートする企業として構築されたようです。
OpenAI騒動であったような企業関係ということでしょうか?
複雑な歴史
ご存じだと思いますが、MariaDBはMySQLからフォークされたものでありその経緯は聊か複雑です。
MySQLもSun Microsystemsに買収されその後OracleがSun Microsystemsを買収したことによって現在Oracleが所有しています。
データベース会社がオープンソースのデータベースを買収した形になっていますが、オラクルが欲しかったのはSun Microsystemsが持っていたJava言語の権利だと私は見ています。
勿論、当時LAMP(Linux、Apache、MySQL、PHP)で利用していた企業をオラクル社に取り込めるのでそちらも狙っていたことには変わりないかなとは思います。
私個人的な話だと、初めてRDMSに触ったのはOracle 7でありOracleの方が親しみがあります。
業務としてOracleを長く使用していました。
Enterprise向けのデータベースなので、ある程度の規模の企業であれば今でも安心して使えるデータベースかと思います。
SQL ServerのベースとなったSybaseも業務として利用していました。
※6.5までは同じでその後、結構書き換えてSQL Server 7の頃にはコードの大半を書き換えてしまったというのはあまりに有名な話ですね。
一般的にはなじみないと思いますが、アメリカなどでは金融システム中心に普及していた高速なデータベースでした。
今はSAPに買収されているようですね。
というように、買収されて開発チームが混乱して、メンバーが離れてしまい廃れるというのはよくある話ですがそれを利用している会社や個人はもろに影響うけてしまい対応する必要がでてくる、というのは仕方のないことかもしれません。
そんなことがあると、やはりEnterprice向けは大手企業で資金力もあり老舗であるSQL ServerとOracleが安心できるのではないかと思います。
色んな新しいものがタケノコのように生えては消えを繰り替えていますが、長期間運用するようなデータベースはよく吟味して選択することが求められますね。
脱線しましたが、MySQLも買収され名前を変えMariaDBとして生まれてきたのです。
MariaDB PLCはSPACと呼ばれる金融のハメ技みたいな上場の仕方によって上場してしまい、株価が地の底になって資金調達がうまくいかず経営不振になっている、というのが現状のようです。
今後のデータベースの選択
今後、データベースを選定する場合によく考えて検討する必要がありますね。
有償でサポート受ける必要がある場合はMariaDBではなくMySQLを選択するべきでしょう。
無償の場合もPostgreSQLに引っ越しできるのであれば検討するべきですが、システムの改修コストと兼ね合いでMySQLに戻るかどうか検討した方がよいかもしれません。
新規開発する場合は、PostgreSQLでいいかもしれませんね。
自分でこのブログシステム作っておいてなんですが、マジかよ~って気持ちでいっぱいです(苦笑)
安定することを願っています、マリアさま、アシカなのかアザラシなのかわからないですが幸あらんことを!