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新しいOutlookで挫折した話 ― ESETを辞めようとして古いOutlookに戻るまで
Defenderだけで十分と思ったら、スパムの洪水と「COMアドイン非対応」の壁にぶつかった
最近、このブログがセキュリティの話題に偏りつつあります。それだけ脅威が身近になっているということなのでしょう。
ESETを辞めてみた
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メインPCはWindows 11で、標準搭載のMicrosoft Defenderという素晴らしいアンチウイルスソフトがあります。会社のPCも、すべてこれで運用されています。そこで、自宅でも思い切って切り替えてみました。
ところが、ここで問題が発生しました。
スパムメールのフィルタリングができない
私はMicrosoft 365 Personalのサブスクリプションユーザーでもあり、メールとは二十数年近い付き合いになります。まあまあな年齢になっているのです、悲しいことに。
それはさておき、私はリッチクライアントであるOutlookにずっとお世話になっています。ただし、新しいOutlookは使っていません。致命的な問題を抱えているからです。
新しいOutlookが使えない理由
その理由は、既存資産であるOLE 2.0を基盤としたCOMオブジェクトが使えなくなっているからです。
「話がESETから外れた」と思いましたか? いえ、実は繋がっています。新しいOutlookに切り替えると、ESETも使えなくなるのです。ESETのプラグインはCOMアドインとして作られているため、新しいOutlookでは動作しません。
しかも、新しいOutlookはネイティブアプリではないため動作がもっさりしており、機能もダウングレードしています。正直なところ、役に立ちません。
調べてみて納得しました。WebView2で作られているそうで、つまりネイティブアプリではないのです。自社の強みだった既存資産(VBAやCOMアドイン)を捨て去り、Gmailのようなものになろうとしているのでしょうか。
それでも試してみた結果
とはいえ、一度は新しいOutlookを使ってみました。すると、スパムメールが大量に届きます(苦笑)。Gmailであればこの手のメールを強力にフィルタリングしてくれますが、こちらはほぼ素通りです。
仕分けルールでしばらく頑張ってみたものの、限界でした。結局、ESETを再契約して古いOutlookに戻しています。ESETのスパム対策は精度が高く、本当に優秀です。
古いOutlookのほうが明らかに快適
古いOutlookのほうが、明らかに快適です。オフライン環境でもスタンドアロンで過去のメールを確認できるという良さまで捨てて、Microsoftはいったいどこへ向かうのでしょうか。
古いOutlookは2029年ごろまでサポートされる見込みですが、現状の新しいOutlookでは力不足すぎます。いっそGmailに統合したほうがいいのではないか、と思うほどになりました。それくらい、スパムが本当に鬱陶しいのです。
今後について
当面はこのまま古いOutlookを使い続け、それがダメになった時点で改めて考えようと思います。